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長い夜

こんばんは   宮之前です。

今日は全くの個人的なお話しです。
実は、私の母が今週胃がんの手術を受けました。

年齢83歳、今まで大病を患った事もなく、父が亡くなった後、実家で一人暮らし

年相応にあちこち痛いと言ってるものの元気に過ごしていたのですが、

ついでに受けた検査で初期の胃がんが見つかり、内視鏡手術を受けました。

私も母も、内視鏡で出来る手術だし、大した事はないと思っていました。

説明では、まれに術中や術後に穿孔や出血で開腹手術になる可能性もあるとは聞いていましたが、

他人事として聞いていました。
無事に手術も終わり、朦朧とした母に声をかけ、しばらくついていたものの

夕方病院を出て帰宅して数時間後

「お母様が吐血されました」  との電話

慌てて病院に駆けつけると、病室ではなく、処置室で苦しそうに寝ている母

ベッドには所々吐血の跡

先生から、内視鏡で再手術の説明と輸血の同意書

その後、内視鏡での止血は難しいとのことで、動脈からカテーテルを入れて止血、

又は、開腹手術になりますとまた同意書、外科の先生も登場

母の体には、点滴の針も増え、鼻からチューブ、酸素マスクにいろんなコード

看護師さんも何人も付いて近寄れないほど。

手術室に入った母を待つ間、

看護師さんが声をかけて下さいました。

なにを言われたのか覚えていないけど、そっと肩を撫でながら一言

その暖かい感触に張り詰めた気持ちがふっと緩んで涙がこぼれました。
その後、無事にカテーテルでの止血ができ、開腹手術は免れ、

2日間ICUで過ごした母は、一般病棟に戻り、今は落ち着いています。
毎日、患者様と接している私は、こんな風に寄り添えてるだろうか。

気配り、目配り、ちゃんとできているだろうか。

ICUのベッドで眠る母の隣で、こんなことを考えていました。

慣れることなく、日々、自分に問いかけて過ごしなさい   と

母が教えてくれました。

戻ってきた時、何人もの看護師さんに

「お帰りなさい、良かったですね。」

と声をかけられ、キョトンとした母。

本人は全く覚えていないようです。

あんなにきつかった夜のこと、覚えてないのは幸いです。

きっと長生きすることでしょう。
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Aki Miyanomae

Author:Aki Miyanomae
HAIR CREATOR 阿樹は抗がん剤治療による脱毛で、医療用かつら・ウィッグを必要とされる方の為の美容室です。


治療前のカットから、ウィッグの販売、メンテナンス、治療終了後のウィッグ卒業まで、経験豊富な美容師がサポートします。
HAIR CREATOR 阿樹
熊本市黒髪2-1-6
ガウディ黒髪1F
096345ー9894
担当 宮之前 亜紀

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